昨年9月に熊本県よろず支援拠点のコーディネーターの一員になり、はや5ヶ月。
当初は、大役が務まるか不安もありました。2007年ごろから創業・起業相談業務に携わっていたとはいえ、こちらはチームで課題解決に取り組みますので、ピンでの活動とは訳が違います。
”基本に忠実に”ということで、よろずの原型となったエフビズの小出センター長の本を読み漁り、専門分野のブラッシュアップ、”知恵出し”提案力向上に務めています。昨年12月には2週間の岡崎ビジネスサポートセンターでのOJT研修で自分の癖と強みを再確認しました。
最近は、他のコーディネーターさんと連携させていただく機会も増え、ようやく私らしく動けるようになりました。(ほんとすごいんですよ、よろずメンバーのポテンシャル。中の人になってみて見える世界。)外部との連携やコラボも自然体でできるよう精進中です。
熊本県よろず支援拠点は、売上アップ・経営改善のプロ集団。私をふくめて15名のコーディネーターがいます。私は、おもに女性起業家さん、起業家の卵さんの売上アップにつながる関わりを中心としています。現在私が関わっている相談者さんは、美容関連、飲食店、医療関連、小売業、製造販売業、コンサルタント、雑貨屋、講師業など。フリーランスの方から小規模事業者さんまでさまざまです。
私の役割は、おもにホームページやSNS活用などの技術面・ソーシャル面の改善提案です。大切にしているのは「対話」です。相談者さんが自身(自社)に向き合えるよう壁打ち相手を心がけています。ご自身の考え方の「癖」や「強み・弱み」に気づいていただき、一緒に、明日の打ち手をたて、その方に合ったペースメイクも行います。
そうそう。5ヶ月をふりかえってみると、相談者さんにこんな変化がありました。
☆発信内容の改善により、SNSから仕事のご依頼が増えた方
☆SNS上のファンとの関わり方がわかり、対話を楽しめるようになった方
☆自社(自身)の強みを再確認できプロモーションに意欲的になられた方
☆時間や労力の無駄に気づき、業務や人間関係の断捨離(?)に着手された方
☆バタ貧卒業宣言と同時に、思いがけない役職にオファがあった方
みなさん、本当に熱心に取り組んでおられます。
みなさんの変化は、私にも、とても刺激になり、励みになっています。
☆ ☆ ☆
これから、人生百年時代に突入します。
誰かに・何かにぶら下がって食っていけた時代は終わります。
そして、今までの成功体験は役に立たなくなります。
私は、挑戦し続ける人が大好きです。
転んでも何度でも立ち上がる人が大好きです。
そんな人たちとともに、未来を創っていきたいと思っています。
だから、今ここにいること、
挑戦者のみなさんのお手伝いができることがとても幸せです。
みなさんを誇りに思います。
私たちは影響しあう存在です。
だから、良質な学び場、情報、つながり(仲間)が必要です。
「熊本のハブになる」
これは、2001年7月、起業を決意したときに掲げたマイクレドです。
よろずや、新生ラボや、スパシーズ360が舞台装置となり、
みなさんの人生を輝かせる、良き転機の場となるよう、これからも働きかけていきます。